億り人を目指す投資家のぼやき

ばじると申します。現在資産6,700万です。

お金と幸福の関係

ども。ばじるです。


最近、哲学書のコーナーで

興味深いタイトルの本を買いました。


お金があれば幸せになれるのか 

―幸せな人生を送りたい人への21章


という本です。

邦題なのでキャッチーですが、
実際はもっと哲学色が濃い内容で、
お金に限らず、
幸福に対する哲学者の定義と
著者の見解が色々書かれています。

万人向けではないですが、
なかなか面白いです。

自分もお金と幸福の関係や
幸せな人生とか自分にとって
良い人生や生き方って何だろうと
考える事が多いのですが、

自分の感じている事とリンクする
内容も多かったので、
やっぱりそうだよなと
再認識するところも多かったです。

特に印象に残ったところを
意訳して書くと、

何に幸福を感じるかは人によって
変わってくる。
(わかりやすいところでは、
 アクティブで外交的な人と
 内省的で思索が好きな人では
 幸福に感じる要素が異なる。)

外界の物欲などの刺激ばかりに
接触して他人と比較して足りない
ところにばかり目を向けていると
幸福を感じにくい。

人は年収などの条件が同じでも、
相対的に優位だと幸福を感じ、
相対的に劣位だと不幸を感じる
という性質があるため。

お金で得られる幸福は
安定や自由というもので、
それ以外の恋人、家族、友人との
情愛のような精神的な充足による
幸福はられない。

理性の低い人と高い人では
幸福を感じる対象が変わってくる。

前者は肉体的な快感や単純快楽を
好む。

というようなところが、
自分の感覚とも近いと感じました。

真理で考えると、
ある程度外界との刺激を絶って
己の中での大切な価値観や幸福を
感じる部分を大事にした方が、

実は周りと比較して
多額のお金と過剰な欲望を
満たす事を切望するよりも
自分が望むものが明確化されて
何が大切かよくわかります。

世の中の広告とかブームとか、
テレビが生み出すものは個人の
オーダーメイドではなく、
大衆を扇動して刺激するパチンコ
みたいなものだったりする。

人によって何に興味持つか、
何が好きかは本来まったく
バラバラのはずなんですよね。

投資家に例えるなら、

自分より資産の多い人ばかり見て
羨むよりも、物欲を制して今持ってる
資産を大事にして、
周りの推奨銘柄ではなく、
きちんと自分の気に入った銘柄を
追求して運用する事が大事という
事でしょうか。