億り人を目指す投資家のぼやき

ばじると申します。現在資産6,700万です。

日本最初の長者番付は誰が載っていたか?

ども。ばじるです。


長者番付と言えば庶民の憧れ。


日本最初の長者番付には誰が載っていた

のでしょうか?


当時は地域別では、

東京府が150人で圧倒的にトップ。

その次が大阪府42人,

そして東北九州に46人と続きます。

華族が東京に集中している事も大きいでしょう。


職業別では

爵位のみが67人。

次に、徳川、島津などの旧大名華族松方正義など維新の元勲、そして銀行家やセメント、鉱業、呉服などの財界人。

タバコ商や書籍商、新聞業もいたそうです。


銀行家では貯蓄投資家としても有名な安田善次郎氏もランクインしてます。


書籍や新聞も当時は儲かっていたんですね。


それにしても爵位のみの人達って。。。


爵位とは華族の中で公、候、伯、子、男と、

5等の爵位からなります。


皇族、旧公卿、旧将軍、旧大名、その家老、大華族、国家に勲功のあったものに授けられていました。


特に上3つと下2つは大きく分けられ、結婚も出来ないほど明確な身分の差があったそうです。


渋沢栄一ですら後から爵位をもらい、男爵でした。


今以上に支配する権力者、身分の高いものとそうでない者の差は大きかったんですね。


現代も超富裕層の多くはこうした人達の末裔と一大事業家の一族に限られることでしょう。


今でも、選ばれし者達のみで構成するロータリークラブがあり、彼らの間では「君は何処の子供(末裔)だ?」というような会話がされているそうです。


ちなみに安倍家も麻生家も元華族です。

そう考えると日本の支配者は常に世襲されており、大して変わっていない。


秋田の農家の息子でダンボール工場で働いていた苦労人の菅官房長官にこそ総理大臣になってもらいたいところです。


庶民の若者に対して「信じれば夢は叶うよ」と歌ってヒットを飛ばしている歌手も、実は親が経営者だったり世襲だったりと、何不自由ない富裕層の子供というのが現実だったりします。


こういう世の中で徒手空拳でのし上がった人は本当に凄いですね。


最も孫さんや柳井さん、サミー里見さん等は大なり小なり経営者の一族です。富裕層の下地は出来ていました。


一方で、永守さん(多分)、たかの友梨さん、鳥山明さん、ココイチの社長さんなんかは完全に庶民からの出身ですね。


庶民成功者の弱点は代々資産を引き継いで増やせていきづらいところや、人脈が活かせないところにあります。


だから、大手企業の創業家は子供を政治家の子供や皇族、旧華族と縁談で結んだりして閨閥を形成するわけですね。