ども。ばじるです。
安田善次郎という国家予算の8分の1を握った男がいます。
安田銀行の創始者でもありますが、その前は江戸に上京して丁稚奉公しているただの小僧でした。
お金と人間を知り尽くした男。
この人を研究するだけでも、お金というものがどういうものかよくわかります。
彼が言うお金持ちになる秘訣とは、
「出を抑えて入りを増やす。」
なんだそんなことかと思うかもしれません。
「決めたからにはやり通す。
退屈だからとか、気分が乗らないからと辞めたりしない。ひたすら地道に努力する。一攫千金を狙う必要はない。」
「収入が多い人が幸福なのではない。支出が少ない人が幸福なのだ。」
この辺がしっくり来る人はそれで良い。しかし世の中にこの要諦がわからない人がなんと多い事か。
昔から疑問なのは、
自分より金持ってない人が、自分よりお金使っている。という事。
自分はいくら収入が増えても10円単位で出費に気を付けてる。そして、少しでも入りを増やそうという努力を惜しまない。
会社に入って後輩が、毎日コンビニでペットボトルとお菓子を買っていて驚いた。積み重なれば一体どれだけの出費になるのか。
自分は水筒持参でお菓子は買わない。水筒がからになったら水道水で喉を潤した。毎日0円。
格安スマホにいち早く切り替えて、年間9万近く節約している。未だに大手キャリア使ってる人がいるのは驚愕だ。
スポーツジムに年会費払って行かない人も多い。何度か憧れたけど、結局区民プールと公園のジョギングしかしてない。
それだけで毎月6,000円浮くと考えると年間72,000円の利益だ。
医療保険は詐欺なので貯金が100万以上ある人には実は不要。
でなきゃ保険会社が
一等地に大理石のオフィス構えて一流大卒のエリート沢山雇えるわけがない。
若いうちからタバコを吸う人や脂っこいものや塩気の強いものがやめられない自制心のない人は保険入っておいた方が得する。
バイクやスポーツ自転車、スキーやロッククライミングが好きな人など若いうちに事故に会う確率が高めの人も入っておいた方が良い。
自分の知り合いも大食漢が三十代前半で重い成人病になって保険で得したと行っていた。同じく三十代前半で交通事故にあって骨折したやつもかなり得した。
話はそれたが、お金を使うという事は騙し取られる事に近い。資本主義においては人をいかに誘導してお金を落とさせるか。多めに落とさせて利益を増やすか。
が企業側の狙いである。
本当に努力しているのは、コスパが良いお店や低価格のお店である。いわゆる庶民を相手にする商売。
スーパーで特売買うのは良いお金の使い方。
サブスクリプションやカフェ、ヨガ、ジム、英会話教室は無駄使いい。
コーヒーは家で飲めばいいし、勉強は図書館でやればいい。英会話は自習すればタダだ。代替できるもの。
サブスクはどうしても使いたい時だけ1ヶ月だけ使えば良い。
なるべく固定費はかけない。僕は床屋は2000円カットで10回行くと一回無料になるところに行っている。
支払いは交通ICでクレカ経由でチャージだからポイントもつく。
一事が万事そんな感じで徹底する事に喜びを感じると、人より遥かにお金が貯まっていく。それを運用する。
倹約というと味気ない、楽しくない。などという。
酷いのになるとお金を使えば成長できるとか、お金を使うとお金持ちになれる。などという世迷言が喧伝されてたりする。
しかしお金について本当に研究すれば、善次郎と同じ結論になるし、世の中の自分の力でお金を人並み以上に貯めた人は同じ行動をしている。
自己投資は必要だけど、それは習い事に数万円使う事ではない。
書籍で自習する習慣がつけば、充分すぎる最強の自己投資になる。
書籍については、アマゾンやメルカリ、図書館でほとんどお金はかからない。
世の中は賢くて一生懸命働く人には必ず道が開けるようになっている。
バカでサボる奴ときちんと仕事覚えて一生懸命働く奴がいたら、きちんとした奴のお給料と役職を上げるのは世の常である。
お金が貯まる人は、理性が高く究極のマシュマロテスト(忍耐)に打ち勝つ事ができ、お金というものをよく研究して理解している人だ。
単なる貯金ではなくそこからさらに増やす事まで理解している。
法則を知って習慣になってしまえばあとは貯まっていく一方だ。
さて、その後どうなるかというと、お金について研究するうちに世の中の事や成功者、お金とは何か、経済、心の持ち方など様々な事が理解できるようになる。
明らかに貧乏人的考えから脱却していく。
そして自己投資していけば自分の心が磨かれ成長していく。
さらに資産から一定の収入が得られて心が安定して自分のマネーリテラシーが自信へと繋がる。
毎月10〜20万使ったところで資産が減らなくなる。
いい意味で人格が変わっていく。幸福感や優越感が得られるようになる。
倹約はわびしいどころか、その過程は楽しく、人間的に成長して、良き人生に繋がっていく。
浪費やその場の快楽は継続しないし、積み上がるものがないためいつも足元がグラグラで不安なものになる。
お金持ちは汚いというのは幻想で、たしかに成金もいるし、資産家の息子はどうだか知らんが、
庶民出で一代で人より財産築く人は理性的だし人一倍精神力もいる。
金持ち、お金は悪だという考えは、哲学でいうところのルサンチマン、奴隷道徳に支配されているのだ。
まだ1億には程遠いがもう時間の問題である。5年かかるか15年かかるかはわからないが確実に到達するだろう。