ども、ばじるです。
メザシの土光さんという、凄い人がいるんですが、
土光さんは社会的に高い地位で高年収にも関わらず、質素倹約で全く贅沢しない人だった。
ベルトの代わりに使わなくなったネクタイで締める。
戦後一回も理容室に行かず、ずっと家族に切ってもらう。
歯磨きのコップは使いすぎて妻に汚いから捨てたらと言われるが使い続ける。
穴とつぎはぎだらけの帽子。
戦前から50年以上同じブラシを使う。
という哲人だ。
一方で会社には毎日日が昇る前から出社して、稼いだお金は全て母親が建てた学校の運営に回していた。
全く嘘のない真っ直ぐな人柄が伺える。
最近、そんな土光さんに引けをとらない人物がいるのを知った。
東郷平八郎だ。
彼は言わずと知れた、海軍の神様、軍神と呼ばれて華族に名を連ねるほどの日本の英雄だ。
しかし生活は質素そのもので、板塀はボロボロ、壁は紙でつぎはぎ、門の鍵が壊れてて縄で縛ったり、スタンドの傘がボロボロになっても、菓子折りのリボンを代用してそのまま使っていたそうだ。
土光さんと同じく物質的な豊かさを否定しつつ、内面を徹底的に磨いた人だと言える。
億の細道に行くためには、この精神を学ばなくてはいけない。
今時ここまでする人はなかなかいないからこそ、先達の精神には学ぶべきことが沢山あります。