ども、ばじるです。
よく賢い成功者は自分が貧しかったらこうする。
こうすれば簡単に乗り越えられるのに。
と言ったり思ったりします。
たとえば中卒でも本気でプログラミングやればいいじゃん。これから引く手あまたなんだから。
というように。これは正論なんだけど。
でも最近改めて思うのは、貧困はもっと根本的な自己肯定感や積極性、やる気を奪うという恐ろしい側面があります。
何かを我慢し続け、あきらめつづけ、自分が貧困であるという檻の中に自らを閉じ込めてしまうのです。
それが、脳のクセ、思考パターンとなり、慣れてしまうとコンフォートゾーンになってしまう。
むしろそうなる方が生物学的には通常で、そこで奮起したり、自分の力で開拓していこうという人の方が少数派でしょう。
自己肯定感を失いやる気を奪う。
貧困であるという事実よりもそっちの方がよほど深刻です。
真面目な日本人的気質があると、現状を甘んじて受けようとしてしまう。
でも思考は不公平に対して声を大にして怒って、奮起して行くほうが健全だし、道は拓けると思います。
仏教においても、世間一般的にも怒りや嫉妬は良くない感情、人と比べるのは良くないといいます。
でもそれはケースバイケースで、怒りによって蓋がパカーンと開いたり、嫉妬によって悔しさが生まれてばねになったり、人と比べることで立ち位置が見えたりするのです。
怒りに呑まれるのはよくないですが、理性を最大限に引き出しつつも怒って心の燃料を作り出すのは重要だと思ってます。