ども、ばじるです。
高級住宅地に住んでる人や、派手な経営者は準富裕層が多く、
ローカルな場所に安い服着てる普通の人が富裕層に多いというのは有名な話ですが、
段々と年齢が上がって、色んな人を見てる最近それが改めてそうだなって思う事が多いです。
派手な人や豪気な人、アクティブな人はお金持ちだからというよりも、もともとそういう気質があるということ。
だからチマチマとエクセルで資金管理したり、複利で運用したり、将来に備えるとか、万が一のリスクという発想があまりでてこない。
どちらかというと銀行員のような、大学教授のような、理工系のような贅沢しないしきちっとして生き方としてはつまらなそうな人の方が長期の資産形成は向いてる気がする。
豪気な人は一時大成功しても、そこで自分の使うお金もアップグレードしてしまう。
そして更に大きな事をやろうとして失敗したり、借金してまで何かに使ったりする。
柳井さんや永守さんはどちらかというと中小製造業社長気質で、会社が大きくなってもコストをゴリゴリ削って銭勘定するタイプだけど、
孫さんは大きく借金して壮大な事業にお金を投じるし、やる事もその都度変わる。
孫さんは別格だけど、
普通は一等地に移り住んで、高級車に乗って派手なカリスマ性のある人がいたらお金持ちそうに見えて結構危うい。
企業を5億でバイアウトしても税引き後の手残りは3億。
50万の麻布のマンションに住めば年600万減るし、5年で3000万だから早くも10%減る。部屋に合わせた家電や家具も必要になる。
800万の外車、30万の腕時計数本、靴も服もバッグもサングラスもブランドで六本木で飲み歩いてお姉ちゃんに貢いで、高級グルメや高級スポーツジムにとやってたらお金どんどん減っていきます。
それを補うキャッシュインフローがない。
中には金融機関で働いてたOLが宝くじ3億円当たって、7千万ずつ外資の富裕層専門のヘッジファンド3つに預けてリスクバランス取りつつ、自分でも数千万で個別株やインデックスに投資して着実に増やして麻布のタワマンに住んでるという人の記事を見た事もあります。
こういう人が本当のお金持ちなんですよね。
大抵は使うことしか知らないから、宝くじ当たった人の末路みたいになる。
派手な人や饒舌な人、覇気のある人は本当に疑った方が良い。