ども、ばじるです。
良く、株で損すると言います。
歴が長くなると株で損するというのが不思議でしょうが無くなってくる。
なので今日は今まで見てきた事例を踏まえてなぜ株で損するのかを書きたいと思います。
まず、株には適正株価というものがあり、これがもっとも大事です。
例えば1万円札が7千円で売られていれば誰でも買います。
1万円札が10万円で売られていたら誰も買いません。
しかし株式相場においては、7千円で売られている1万円札が放置されていたり、
1万円札が10万円で売られているのに鼻息荒く買う人がいます。
ここでいう1万円札こそが適正株価なのです。
適正株価を見る一番良い指標がPERです。
PERを説明できない投資家がいるとしたら、それは単なるギャンブラーです。
PERの考え方さえ理解すれば、高値掴みを避けれるし、その根底となる考え方を応用すれば、素人でも適正株価のイメージが簡単につきやすくなります。
株で損する人の特徴のもう一つが、株をギャンブルと捉えてることです。
株価が上がる下がるのを確実に予測するのは難しく、プロでも読みが外れることも良くあります。
ただ、株式投資は地道な情報収集と、確率が高いところへ資産を投じるので、
一部が外れても、当たりの銘柄も多いのでトータルで利益を出していきます。
これは結構つまらない投資に通じるところで、
例えば米国のS&P500のインデックス投資はある程度確実と言われてるけど、
銘柄を選ぶ楽しみはないし、毎年平均7%増えると言っても、
1年かけて3%しか増えない年もあれば、マイナスの年も出てくる。
GAFAMに投資するとしてもオリジナリティがなくて面白味は少ない。
でも長い目で見れば着実に上がる可能性が高い。
やるならカリスマ投資家のように年30%とか増やしたくなる。
だからギャンブラー気質のある人は刺激や短期間での一攫千金を目指して、
信用取引という借金して取引することや、仕手株という株価の跳ね上がりが強い株を買ったりします。
相場に張ることは大事だけど、そこに確実性があることが大事です。
なぜその株価で買っても割高とは言えないのか?
なぜその株はまだ上がると言えるのか?
どういうところで株価が下がるサインと言えるのか?
業績や市場動向、チャートなどから説明できるものを買うことが大事です。
株価理論わかっていてもギャンブルする人も多いので、
気質に依るところも大きそうです。
ばじるが身近で投資をしている人に会った時は大体このギャンブラータイプが多い。
あとは学歴が高い人でも意外と下手くそだという事もあります。
何人かの高学歴の人が、この銘柄凄くいい。
と言ってたのをその後ウォッチしてると、値下がってることも多かった。
偏見かもしれないけど、学歴の高い人はブランドに弱く、ミーハーなところがある。
相場に偏執して真剣に向き合うというより、
マスメディアなどの表面的な情報だけでわかってるつもりになってる気がします。
そういう意味では相場で何度も失敗を繰り返して、省みる、実戦経験もめちゃくちゃ大事です。
知り合いの高学歴の人もへんぴな銘柄ばかり投資して損してるので、上場廃止を当てる男として馬鹿にしていたのですが、
その後数年たつと、自動車銘柄とか硬い銘柄に投資しながらしっかり毎年利益出してました。
投資に向いてる人は放っておいてもどんどんのめり込んで行くので、
好きこそものの上手なれですね。