ども、ばじるです。
先に言っておきますが、工場ラインのバイトやったことのある人にとっては、たいした記事ではありません。
食品工場とか梱包のラインのバイトってラクそうに見えて、とてもツラいと良く聞きます。
ある凶悪犯罪を犯した若者は工場ラインのバイトで精神がかなりおかしくなり、生活保護になった。犯罪を起こすようになったきっかけは工場ラインバイトの堕ちた感覚だったと言ってます。
最近工場ラインバイトしてる人から実際の話を聞けました。
結果、やはり滅茶苦茶つらいということです。
ひたすら同じ場所に同じものを置くのですが、時間が全然経たないし、手首痛くなるし、長時間ずっと立ち仕事でかなりキツイということでした。
思考停止で無感情になるのが長時間続くので精神的にもツラいそう。
ばじるも会社が副業OKだったらやってみたいのですが。
欧米だとこの種の作業中には好きな音楽聞けたりするんですが、そういうのもないそうです。
でもその人は日雇いバイトで見つけやすいというのも事実なので時々やってるとのことでした。
また、そこでバイトしてるのはおばちゃんが大半だそう。
女性はキャリア断絶したり、子育てがあったり、パートだったり、熟年離婚して働く場所が見つけづらいから多いのではないでしょうか?
チャップリンのモダンタイムスで工場の歯車の一部になる人間をコミカルに描いて社会風刺してたけど、
現在も人間が機械のように扱われる現実が実際にあるわけです。
生活保護になった方が遥かにラクかもしれない。いや絶対ラクだ。
コミュニケーション取らなくても、特別なスキルがなくても日雇いで確実に稼げるし、
僕らが食べてるお弁当や梱包、パンなどはそのおかげで存在してるので、存在が悪いわけではなく、むしろ役に立ってる面も多い。
中国では欧米の観光地の土産物を受託生産して工場で作っていて、農民工たちが細かな塗装をひたすら手作業でラインで行ってたりするんですが、
塗装作業は自動化が進むからいずれ彼らは要らなくなる。とオーナーが言い放ってました。
AIとかファクトリーオートメーションと言ってますが、真っ先に直接被害を受けるのは、今もひたすら手首の痛みに耐えながらライン作業してる、彼女たちおばちゃんになるのではないでしょうか。