億り人を目指す投資家のぼやき

ばじると申します。現在資産6,700万です。

どこから上級国民なのか

ども、ばじるです。

 

上級国民というワードが気になり調べたところ、元々オリンピックのエンブレムデザインで盗用疑惑が生まれて、

 

そこでオリンピック委員会が一般国民には理解できないと思うが、と連呼したことから、

 

選民意識が強過ぎると批判を浴び、上級国民というスラングが生まれたそうです。

 

2015年の流行語大賞にノミネートされた。

 

当の疑惑の渦中にいた有名デザイナーも父親は慶応医学部出身の医師で、兄は経済産業省の官僚ということなので華麗なる一族です。

 

真偽は不明ですが、その選考過程にも不自然さがあったと委員の一人が告発しています。

 

これを見ると少なくとも親子、友人、兄弟の人間関係が繋がってることが見てとれます。

 

また業界が博報堂電通多摩美などで寡占されているのでそこで知り合い同士繋がるということもあるでしょう。

 

全く知らない無名の専門学校のデザイナーなどを起用してもしょうがない、こいつは知り合いの知り合いだし、取引先とも関係があるから優遇しようという心理が働きそうです。

 

オリンピックと言えば開会式の音楽を作曲を担当するはずだったが問題となって起用されなかった小山田圭吾氏も、祖父がNHKのアナウンサーですし、親戚の伊藤 穰一氏はベンチャー投資家で、マサチューセッツ工科大学の教授もやっていました。

 

政府主導のデジタル庁で事務次官級の役職で起用されるはずでしたが、色々問題があって白紙になりました。

 

この二人が親戚というのも驚きでしたし、祖父がNHKのアナウンサーというのも意外でした。

 

どちらも才能の溢れる上級国民兼エリートなので起用して欲しかった面もありますけどね。

 

特に伊藤氏のような経歴の人はデジタル庁に欠かせない人物だと思う。本人の問題というより巻き込まれた部分もあるし。

 

他にも沢山書きたいことがありますが、

 

上級国民と呼べるかどうかは、一代の成り上がりではなく、

 

父、祖父、兄弟、子供、友人がお金持ちや名門の企業、大学卒、著名人、立派な肩書きや実績か、文化的な香りがするかどうかというところ(なるべくスポーツ選手や芸人ではなく、作家とか芸術家、アナウンサー、歴史の偉人、教授、学者など)と、

 

国家、財閥、大手企業など日本を背負ってる(牛耳ってる?)かどうかですかね。

 

そうした経歴を見るだけで手が届かない、想像がつかない特権階級と感じられる人が上級国民なのでしょう。

 

孫さんや柳井さん、さんまさんやたけしさん、安室奈美恵さんを上級国民というかというと、叩き上げだし、ちょっと違う気がしますよね。

 

孫さんと柳井さんは経営者の息子ですが、上流階級のご子息というよりは商売人のせがれと言った方がイメージに合う。

 

ネットでは上戸彩さんを上級国民と呼んでいる記事もありましたが、これも違和感があります。

 

父は北海道、母は石垣島出身で母子家庭で育ち、練馬区光が丘の団地で育ってるので、庶民の気持ちがよくわかるお茶の間のアイドルです。上級国民と呼んでしまったら本人も困惑することでしょう。

 

もしこうした人たちが父親が東大卒の官僚で兄弟が財閥企業勤務で親戚に経営者がいると話しは違ってきますが。

 

それではみなさま、"ごきげんよう。"