金持ちも貧乏人も万国共通、
似たり寄ったり。
ども。ばじるです。
7つの階級という英国の所得調査報告の書籍が新しく出てました。
この本は、
実践的な金持ちの指南書にもなる、となりの億万長者に比べると、単純な統計データ分析的な色合いが強いですが、なかなか面白かった。
どこの国でも、金持ちになる職業、金持ちになる大学、金持ちの住む地域、金持ちの親、金持ちが好きなもの、
貧乏人が〜同上〜
などの条件は、
似たり寄ったりだなという印象。
お金持ちは演劇をよく見てるという本調査報告を受けて、演劇場のチケットがバカ売れしたそうです。
また、
貧乏人は調査に参加してくれないのに、エリートお金持ちは積極的に参加してくれた。
特に一流大学の参加率が目立って
高かったそうです。
また、貧乏人も普通の人も、お金持ちも、みな「自分は中流。」と答えたそうです。
人の意識の適当さってすごいな。
自分は底辺の時は底辺とちゃんと認識してたけど。
お金持ちというと、立志伝中の人が目立って努力すれば貧乏人も夢は叶う。みたいに思われがちだが、
大多数のお金持ちは何世代も長年にわたって資産形成しており、
不労所得や土地の値上がりで資産が膨らみ格差は広がる一方で、もはや追いつかないレベル。
というのが現実。
でも殆どの人はそれを知らない。
のだそうです。
たまたまロンドンに住んでた普通人は、家の価格が900%アップして、嬉しい反面、申し訳ないとも
思ってるそうです。
また、お金持ちは文化的教養に興味が高い。のに対し、貧しい人はフィッシュ&チップスが好き。という統計もありました。
親の資産はどうにもならんけど、
自分の勉強量は自分次第。
その人の頭の良さは
所得への影響大きいと思う。
社会人になってからでも
ハングリーに勉強すれば良い。
金持ちや偉い人が何かうんちく語っても、その数倍は普通に返せる位互角にやり合えるくらいになると頭角出せる。
ジャンクフードと文化教養って
まさに勉強量、知的度合いの違い。
貧しい家出身でも舐められないように、せめてそこ位は大多数を圧倒しておきたいですね。