ども、ばじるです。
中国で共に豊かになろうをスローガンに、
IT企業や芸能人は儲けすぎている。けしからん。再分配すべきだという金持ち叩きの方針を打ち出した。
資本主義の目線からすると、いじめのようにみえたり、自由競争を歪める事に違和感を覚えるけど、
金持ちと貧乏人に圧倒的な格差がある国と、
そこに国が介入して格差を是正して貧しい人たちの教育資金などに再分配しようとする国、
どっちがまともかというと、後者の方が本来あるべき姿だと思う。
旧来の共産主義は理想を高く掲げたものの、計画経済は労働意欲の低下と権力の集中による政治腐敗を招いた。
富の再分配が競争力の低下を招くのか?もしくはそれによって中間層の所得が上がって消費が増え、経済が進展するのか?これからの行方が楽しみです。
ただ、国家の脅威になり得る富裕層を狙い打ちしている一方で、身内の富裕層からの反感を買わないように、土地に対する固定資産税や相続税はなく、身内に対しては優しいという見方も出ている。
日本のマスメディアは中国を馬鹿にするように印象操作されてるけど、中国は様々な歪みはあるものの、政治的に凄い部分がたくさんある。
Googleを追い出して自国でIT企業を育成することに成功したり、一帯一路戦略で米国に対抗する大きな経済圏を作ったり、5Gでインフラ覇権も構築一歩手前まで行った。コロナウイルスもいち早く封じ込めた。
裸一貫で電気も水道もないアフリカに行って携帯電話の鉄塔を立てに行ったり、ハングリー精神が凄い。
敵国がスパイ使って自国民がネガティブキャンペーンを打って国家転覆が起きないように上手く統制政治のハンドル握ってる。
政策の上手さは主権を失った日本の比じゃない。ちゃんと自分の頭で考えてる。
世界的に見て貧富の格差を是正するモデルが上手く行けば、多くの人が考えてる資本主義の歪みに一石を投じることになる。
ばじるは格差があり過ぎる今の世の中はおかしいと考えてるので、中国のこれからの展開が楽しみです。