ども、ばじるです。
You TubeのAbemaTVで東北大学の天才数学者千葉先生を中心に文系に数学は必要かというテーマで紹介する動画がありました。
質問者たちも良い質問していて、様々なな裏話が聞けてとても面白い動画です。
例えば、
■数学者あるあるですが、飲みに行った時、みんな数学者なのに誰も割り勘が暗算できない。
■入試の試験問題は公式もう忘れたし、制限時間があるので解けませんが、一日かければ自分で公式作って解ける自信はあります。
■ビール缶の上に置いたメトロノームの同期に関する数式を6年かけて解いた。
一同苦笑するが、実は脳の電気信号の共鳴、増幅、神経伝達に深く関わっている。
日本の統計では数学が得意な人のほうが年収が高い傾向にあるがどう思いますか?という質問に対しては、
■これは多分日本のデータですね。米国では数学の博士号取るとアップルやグーグルから引く手あまたなので、数学科出身者の年収はもっと顕著に高いです。
等など。知らない世界が色々見えます。
話は変わりますが、経済産業省の資料でも、数理資本主義の時代と称して、資料が出ており、
人事部の3割が統計学など数学のエキスパートで構成されるグーグルはさすがに圧倒的に数学科の採用が多く、アマゾン、フェイスブックはガクンと減って続きます。
アップルだけはかろうじて数学科よりも物理学科の方が多いです。
こうやって見るとグーグルは他社より遥かに数学を重んじてるんですね。
数学リテラシーの高い人はai、ニューラルネットワーク、ディープラーニング、ビッグデータの方に進んでもらいたいが、
日本では数学オリンピックなど出てもその後医学部に進むケースが多いとのこと。
社会にとっては才能がもったいない気がしますね笑
数学の需要や数学が世の中に与えるインパクトは更に大きくなっていくのでしょう。
数学=高年収というイメージはあまりなかったですが、保険料数理計算のアクチュアリーや金融工学が凄いイメージありましたが、
データサイエンティストは既にit企業中心に大きな成果を上げており、ビジネスに統計を結び付けられる人は高年収ですし、それ以上の収益をもたらしています。
今後はai等でさらに数学の裾野が広がりそうですね。