今日もすき家でミニ牛丼からのポイント割引3重取り。
ども、ばじるです。
「お妃候補は今」っていう本を読みました。
当時の皇太子のお妃候補選びについて一冊にまとめた本なんですが、
こういう人達が本当の富裕層なんだなって改めて感心しました。
両親や祖父母、家系は皇族、華族や大手銀行、外資金融、商社、石油、テレビ局、三井やら三菱やら日立やら、ガラス、製鉄、化学や汽船の役員や部長。三井や渋沢を始めとする財閥一族、大学教授、何何館の館長や何何会の会長とか、有名企業の創業者一族、芸術家や音楽家、徳川家、藤原鎌足の末裔、海軍将校、経済産業省や外務省の官僚、外交官など。
そういう人たちがお互いに結婚しあって代々で大きな派閥を形成するに至ってる。
そして必ず東大や慶應、小さい頃から海外育ちで英語とフランス語が堪能とか、そういうのも漏れなくついてくる。
こういう富裕層と特権階級の人達が婚姻関係を通じて結ばれていく関係を閨閥(けいばつ)っていうんだけど、
一人一人のお后候補の家系や経歴が細かく紹介されていて、
本当のお金持ち。日本の利権を牛耳ってる人たちはこういう人達なんだとまざまざと見せつけられる。
僕らはトヨタの車に乗って、ブリジストンの自転車に乗って、キューピーのマヨネーズを買って、フジテレビを見る。そしてNHKに料金を徴収され、働いたら税金を収めて大手銀行に預金させられて、製品の元となる鉄や化学製品、大豆の輸入に至るまで全て特定の会社のものを経由して買わなければいけない。
その利権にコネと学歴、育ち、資産でらくらくアクセスする。
低年収低学歴サラリーマンがすき家のミニ牛丼で我慢して、必死に何十年かけて投資で1億貯めたら富裕層の仲間入りなんて大間違いだ。
まず両親と祖父、曾祖父の職業、学歴、海外歴、血筋、資産、年収そこから人生すごろくはスタートしているのだ。
夫婦の年収4000万でも鼻で笑われる有名私立幼稚園の世界。
まずは1代で財産築いて子供をそこに通わせて東大卒業させて金融や財閥系、半国家的企業や官僚になって、素晴らしい伴侶と1st閨閥を作る。
それからがお金持ちの第一歩だ。
資産5億以上は超富裕層と定義されるが、まずはそこからやね。
資産1億の富裕層は本当に庶民に毛が生えた程度。億ションも買えないし。
庶民から見たら凄いけど上には上がおったわ。