ども、ばじるです。
最近、相続税が値上がりしたり、富裕層が海外に移住したりといったニュースが流れています。
青汁王子は日本はお金持ちから税金取り過ぎてる。だから日本は駄目になんだ。
といった主旨の発言をしていました。
この時は何を言ってるんだと思ったのですが、最近実はこれは正しい事だと思い始めました。
どこの国でも国を支配するのは財閥とエリートです。
民主主義と言えども、権力とお金は非常に強固に結びついています。
見方を変えれば国を動かすというような大業は高い教育や強い意志、正統性、豊富な富、周囲の権力者とのチームワークが必要です。
そういう意味では安部元総理も好むとも好まざるとも、日本を率いるべく生まれた御曹司だったわけです。
そして彼は森永という財閥と結びついた。
孫文や蒋介石といった権力者の裏には中国銀行家の宋財閥の三姉妹が大きく関与してました。
日本が中国に侵略したときには、宋美齢という蒋介石の奥さんが西洋の服を綺麗に着こなして流ちょうな英語で、米国は中国を支援すべきと熱っぽく語り、米国内を巡業しました。
映像を見てもとても立派で、一個人が中国という国の品格や独立性を全身で表している。
実際の中国の大半の人は当事貧しくて教養もなかったけど、こうした生まれながらの富豪のエリートが中国を代表して世界を駆け回っていた。
何が言いたいかというと、日本も真の独立国家になるには、日本を支配できるくらいの超富裕層がたくさん生まれて、米国留学して高い教育を受けて、皆が憧れるようなカリスマの誕生が必要と言うことです。
そうした財閥が幾つかありつつ、民主主義も併存する方が実は独立国家としては健全です。
だから米国は日本を支配したときに、真っ先に財閥解体と華族の財産没収に手を付けた。
富裕層を叩いて、税金を高くする。それは貧乏人にとって胸がすく思いですが、
軍隊を持たないのと同じで、諸外国からすればジニ係数が低くて金持ちがいない、軍隊もない国など国葬に行く必要もない自己主張できない発言権のない国でしかないのです。
皇族は立ち振る舞いが素敵だと憧れられたりもしますが、超富裕層も本来あのような存在で日本を率いるべきなのです。
経済大国2位だったはずの日本の富はどこへ行ったのか?
財閥を解体して、軍隊を持たなくなった結果日本はどうなったのか?
毅然と発言して中国を率いた格好良いエリートの宋美齢さんにくらべて、
日本のエリートであるはずの政治家は流暢な英語で米国に対して堂々と発言できないのは何故か?
理由はいくつもあるけど、一つは税制によって日本国家の未来を担っているという自覚があるほどの超大金持ちがいないからです。
諸外国に比べて海外留学が少なくて小さくまとまってるのも貧乏人や小金持ちが多くて、超富裕層が少ないからではないでしょうか?
金持ちや成功者の足を引っ張るのは胸が空く思いだけど、大局で見ると自傷行為で心の不安を満たしてるのと変わらないのかも知れません。