ども、ばじるです。
報道特集で投資用マンションを現地を見ずに2.4億円で購入した人が出てました。
結果、屋根が崩れ落ちてて、入口ドアのガラスにヒビが入ってる、45部屋中、生活保護者などが20部屋住んでるだけのマンションを一棟まるごと購入してしまったそうです。
不動産鑑定の結果、価値は半額以下の1.1億円程度。
貯蓄が少ないので殆どフルローンで購入。
意外なことに被害者は銀行員で、銀行はローン審査が非常に厳しいという内情を知っていたがために、銀行が審査を通した物件だから大丈夫だろうと逆に思ってしまったそうです。
また、悪名高い家賃保証のサブリースで家賃も保証されるから大丈夫だとも思ってしまったそうです。
一方で、不動産業者も意図的に嵌め込むつもりで、顧客の8割が物件を見ずに投資を決めてるそう。
投資不動産業界には、見せない、考えさせない、相談させない、という3原則があり、意図的に物件を見せないようにしていたそう。
業者はマンションの状況を把握していて、買ったら購入者は悲惨なことになるという認識があったとのこと。
さらに銀行は問題のスルガ銀行で、厳しいノルマを達成するために書面を改竄して想定賃料なども水増しして審査を通していた疑いがあるそうです。(複数の不動産会社を経由していて全ての案件がが銀行とも限らないとは言われてます)
被害者の人が銀行に資料を取り寄せたら、預金通帳の残高49万が3300万に改竄され、払った覚えのない手付金2500万円の領収書が出てきたそう。
投資会社の殺し文句も、銀行のお墨付き物件だから大丈夫です!だったそうです。
それでも、貯金残高49万円で2.4億円の投資用マンションを見ずに購入するのはちょっと、、、ですが。(そもそも普通は融資通らないでしょ)
当時スルガ銀行は上場してるし、業績好調の優良地銀と言われてたから疑う余地はなかったのかもしれません。
不動産は魑魅魍魎が跋扈していて、ホリエモンさんですらアイツら本当にエグいから俺は不動産投資絶対やらない。絶対勝てない。という程です。
親戚に不動産業界の人が居ますが、不動産というのは外見だけ綺麗に作るのはいくらでも出きるから、悪質な業者は中身をいくらでもごまかす。あいつら本当にデタラメやってるから。と言っていました。
上記のマンションも外壁だけは綺麗に塗り直されていました。
リスクが常に頭によぎらないと投資の世界で生きていくのは難しいですね。