ども、ばじるです。
最近低PBRの会社に対する圧力が強まってます。
これで企業は自己株式買い、つまり株主還元に走ることでしょう。
すると日本の資本はどんどん外国に流れていきます。
そもそもグローバル企業が大半のアメリカと、島国の日本では市場規模が全然違う。
投資家の数や供給される投資マネーも桁違いだ。
それをアメリカが正しいからアメリカと同じになろうというのはおかしな話だ。
日本人は資産を溜め込む民族性があり、アメリカはクレジットカードで借金して買い物しまくる民族だ。
イノベーションやチャレンジという点ではアメリカの方が優れてる。
しかし日本国内の経済が縮小して、AIやテクノロジーが外国に依存する中で、どんどん海外に資金流出するのは良いこととは思えない。
昔ROEを高めるのが大事だとアメリカが言ったら、右へならえでこれからは日本もROE経営だと自己資本比率低くしたら、
リーマンショックが起きて、アメリカがやっぱり自己資本比率が高い企業がいいよね。と翻した事もあった。
バブル崩壊で日本政府が銀行を救済したらナンセンスだと言われて、リーマンショックが起きたらアメリカも銀行を救済して、
我々は日本に謝らなければならない。と言った。
つまり何もかも米国を信奉する必要はない。
日本政府は企業の内部留保財源を手を突っ込んで財政に組み入れたい。一時は資産課税創設なんて言ってたけどPBR如何なものかで企業の内部留保吐き出させれば税収が上がるし、年金機構にもお金が入る。
株主還元率が上がって目先の株価が上がれば御の字だ。
日本企業はPBR1倍以下は如何なものかといいながら、企業はハラキリを迫られている。
という見方もあるよね。