ども、ばじるです。
よく個人投資家が億を目指すってあるんですが、ばじるも絶賛目指し中です。本気になって10年で資産は5,000万前後に増えました。
ただ、ここ数年増えずにむしろ減ったり横ばいになることが多くモヤモヤしてて、
他の億目指してる個人投資家ってこの10年くらいでどうなったのかな?と思い調べてみました。
というのも10年前に投資家のブログをブックマークしまくってて、当時のその人の資産額をブログのタイトルに追記してたり、億目指してる人には億って書いていたから、状況が簡単にわかるという算段です。
■まず信用買いで複数銘柄に投資してる投資家。資産1300万くらいで3000万前後の銘柄保有。
→今も資産横ばい
この人は当時凄い人がいると思ってウォッチしてたんですが意外と伸びてない。信用で買ってるので◯◯ショックに非常に弱い。
■資産2,000万の会計士。
→資産4,000万へ。
やりますね。でもよく考えると会計士って年収高いからこれくらい増えても普通かもしれません。
■ブログが上手くてメディアに取り上げられたり、セミナーしてるブロガー投資家。
もしくは副業しっかり専念して、本業に+αして稼いでる投資家。
→こういうタイプはその後、殆どが億超えかそれに近い。
このカテゴリの投資家はインテリの高収入に加えて、ブログ記事もよく練られてこまめに上げてて、セルフプロデュースが上手く、アフィリエイトや講演収入を追加投資、して億までいってる。
しかも人に説明するだけあって複利効果や分散投資、株価のバリュー計算も出来るので、非常に堅実。
アウトプットが上手い人は本当に優秀な人。
■俺の屍を超えてゆけ。音信不通退場タイプ。
→このカテゴリは面白いですが、
数年前に信用で資産を17%減らしたのを最後にブログ更新途絶えてたり、
節約投資家の腐女子が結婚を機に更新を辞めていたり、
億を目指すと書いてあるのに手応えのないままひっそりと消えてたりする。
■総論
ブログ村かなんかのリンク集で別途投資家ブロガーの、今年の運用成績まとめてるのをみたんですが、大体±3%におさまってて、中にはまだ半年も行ってないのに、+30%の猛者もいる。でも全体的にはマイナスの人が6割強といった感じです。
そもそも、ブログ続けてる人はインテリジェンスが高い傾向にあるし、投資に粘着質だったり几帳面な傾向が感じられます。
億るために何が必要なのか?
億ったり、資産を倍にする条件とリンクする部分で、
ブログやTwitter書き続けるのは内向的であり、思考的、忍耐力があるとも言えます。
つまり、まずは細めに調べて、頭で考えて、継続してPDCAを回し続けること。
そして次の条件として、本業か、本業+副業で人並み以上に稼いで追加投資する。
というのが一般的ルートのようです。
中には天才専業デイトレーダーで億る人もいるのでしょうが。
ばじるのブログは続いてますが、思いついたことをそのまま吐き出してるだけで、
読み手には配慮してないし、インデントもアフィリエイトもやってない。
でも前のブログ合わせると4年位続けてるのでそれはそれで粘着気質です。
信用取引だとレバレッジ掛けれるから資産の増加スピードが早いのではないか?
と思ってましたが、そこは普通に投資しててもプラスに出来る運用の腕が必要だし、暴落局面ではなす術もなく資産を大きく溶かすことになる。
株の世界はゆるゆると時間を掛けて上がるのに、下がる時は一瞬なので、動物的感性で信用売りに切り替えたり、ポジションほぼ解除する必要がある。
実際はかなり難しい世界ですよね。
伝説の投資家BNFさんは信用を使わず買いの一本槍なので、
ばじるもそっちの方が向いてると思って買い一本槍にしてます。
あと、これは色々な方のブログ見てて思ったのですが、儲かってなさそうな人ほど、
お宝銘柄を探して聞いたことない銘柄を数十銘柄もあちこち買っていたりする。
本来、お宝銘柄を探すならより深く分析して数銘柄~十銘柄くらいに絞った方が良い。
マイナー銘柄を幅広く持つと、暴落するのもそれなりにあって、利益を相殺してしまうからだ。
そもそも絞り込めない程度の能力で投資が上手く行くのか疑問だ。
中にはそういうの専門で大きく稼ぐバリュー投資家もいるが、それこそ審美眼が凄く高い。
ばじるは長期投資家だからなおさら思うが、圧倒的な規模とシェアで値こそぎ周囲のキャッシュを吸い上げて飲み込む、利益率20%以上で毎期増配してる強固なモンスター企業に長期投資する方が楽だし、着実に増える。
売上1兆円で利益率30%、配当利回り3%の会社と、売上100億で利益が黒字になったり赤字になったり、利益率一桁で無配の会社。
どちらに投資するかという話だ。
確かに米粒みたいな会社が10倍、50倍、100倍に成長することもある。
一方で3倍になったあとに綺麗に3分の1になる企業も多い。
10倍になるのには3年から5年はかかるし、それまで売らずにずーっと持ち続ける必要がある。
しかしそれは売りたいという誘惑や時々株価が落ちる中で元に戻る恐怖との戦いでもある。
最近思うのはもしも有望な中小型があるなら少額だけ投資してずっと持ち続ければいい。
資産1000万だとしたら、10万投資して30倍の300万になれば素晴らしい成績だ。
半値になっても5万だから、それでも有望だと思えるなら、そのまま持ち続ければいい。
得てして思い入れ強く50万とか100万とか入れるとソワソワして持ち続けられなかったり、他に欲しい銘柄が出た時に目移りしてしまいがちだ。
大きく上がる銘柄は倍に増えるかわりに目先の数日で10%、20%簡単に落ちたりする。
だったら米粒は少額で超長期保有して、残りのメイン資産は圧倒的な存在感を放つキャッシングモンスターに投資すれば良いのだ。
話は逸れましたが、兼業投資家がより早く億るためには運用成績だけでなく高い年収を作れる優秀さと努力も必要ということでした。