ども、ばじるです。
中国では蟻族や寝そべり族など、色々な文化が生まれて興味深いです。
中国人の友人は米国のパンクロックとか全然知らなくて、中国ではあまりそういう反体制の音楽は入ってこないんだなと思ってました。
しかし、最近若者たちが自分達の不遇を歌ったロック調の曲にハマってるそうです。
タイトルは
理想を持たない人は悲しまない。
で、歌詞には、
豚小屋で敗北と孤独で生きたくない、ずっと地下で生きたくない、
物質的ペテンが溢れてる、文化を持たない者は悲しまない。
といった刺激的なフレーズが並んでいます。
地下で若者がこの歌をみんなで大合唱してる動画が流れていて、時代を象徴してるようで圧巻です。
いつでも、時代を象徴するのは若者と音楽です。
一般大衆は食べ物のニラと呼ばれていて、立場が優位にあるものがどれだけ搾取してもまた生えてくるというような意味だそうで、大衆から搾取することを意味するニラ狩りという言葉もあるそうです。
日本は昔は平等を重んじていましたが、今は見る影もありません。
それでも日本では若者の数が減って売り手市場になっています。就職先がない中国の若者たちに比べて遥かに恵まれてますね。
世界的に格差が広がり二極化してきている。
Aiやロボティクス化したあとに、さらに仕事が減り、一部富裕層だけが潤う社会が来たらどうなるんでしょう?
日本のメディアは世界を報道しません。お笑いバラエティばかりです。
でも世界の情勢を見ないと、何も気づけない人になってしまいます。