ども、ばじるです。
よくお金を持つと幸福になるとか不幸になるとか言います。
今日はその点について、準富裕層の立場からお話ししようと思います。
まず、人間の幸福は心理的安全性が大半を占めています。
これは、自分がここにいて良い、自分の存在に価値がある、自分はここにいれば安全、ここでなら生きていける。
という安全、安心感、自己肯定感です。
親や恋人から暴力を振るわれたり、低賃金で先が見えなかったり、ハードワークで何のために生きてるのかわからない。病気や障害で生きていくのが大変。難民になったり、戦争の被害を受けている。出世競争に負けて会社に居場所がない。
というような状況なら普通は不幸です。
幸福のもう一つの要素は五感などの刺激によるドーパミン分泌的な快楽です。
ゲームや目標達成、ドラッグ、ギャンブル、散財、食欲、睡眠欲、マッサージ、笑い、SNS、優勝みたいな幸せ。
持続的でないところが特徴です。
家族の仲が良いとか、異性とセックスするとか、友達と笑って語らうとかは心理的安全性とドーパミンの持続の両方の要素がある最良の幸福と言えるでしょう。
お金を持つと前者の心理的安全性が飛躍的に高まります。
暴力振るう伴侶と別れても、クビになっても、家出しても、病気になって働けなくなっても、治療費がかさんでも、前向きに道を切り開く方法を模索しながら生きていけます。
お金を持つと不幸になるというのは、後者の刺激的な快楽を過度に求めすぎたり、トラブルが向こうから寄ってくることがあるからでしょう。
だから多くのお金持ちは港区の要塞のような家や高級低層マンションにひっそりと自制して暮らして、何ならユニクロも着てカモフラージュして、目立つことはしないのです。