ども、ばじるです。
東京では地区によって年収や資産が変わります。文化もガラッと変わります。
港区、中央区、千代田区、渋谷区、目黒区辺りには特に超富裕層が多く住みます。
彼らの多くは教育に力を入れていて、国公立を目指すために子供たちはたくさん勉強します。
小学校の時点で区によってお受験の熱量が天と地ほどの差があります。
富裕の学区では経営者の子供や歴史の登場人物、大企業役員、芸能人などの子供たちばかりです。
ただ、お金持ちの子供だから勉強熱心かと言うとそうでもなく、安倍総理や岸田総理にも見えるとおり、エスタブリッシュだから東大に行けるというわけでもありません。(政治家としては挫折を知ってる方が良いかもしれません)
どちらかというと官僚や学者、教師の子供の方が国立志向は強いかもしれません。
慶応はお金持ちが多いですが、早稲田はそうでもありません。立地が影響してるのかもしれません。
MARCH以上は大企業サラリーマンの子女が多いです。
日立や東芝、ソニー、商社とか。年収1000万円超えるようなアッパー層の子供たちです。
自分達と同じかそれ以上の教育を受けさせたいと。
貧困層も中学や高校では都立や国立に入り込みますが、英才教育や家庭環境の圧倒的な差異が大きく、勉強についていけずドロップアウトする人も結構見受けられます。
お金持ちや高学歴の人は投資をしてる人もいますがバブル崩壊もあったせいか年配の方は投資に慎重で思ったほど株式や不動産を保有していません。
ただ、資産10億超えるクラスで二代目三代目とかだと、複数の不動産や株式できちんと運用管理して節税もしっかりしています。
一代の成り上がりの社長や芸能人だと、子供の代で教育が行き届かなかったり、金融知識が乏しく、一代で財産を潰してしまうこともかなり多い。
本当の勝ち筋はどちらかというとグローバルの方に移っていて、親が商社、官僚、経営者で、子供は欧米に海外留学してグローバル環境に抵抗がない垢抜けた人たちです。
ひろゆきさんも官僚ではなかったと思うけど、父親は国税庁で海外留学して成功してるパターンですよね。
最も海外留学や幼い頃から海外経験のある彼らも日本で働く場合は色物扱いされるし、ドメスティックの閉鎖的な日本文化に苦しむところもあります。
超富裕層たちはお互いに婚姻関係を結ぶことで閨閥を作っていきます。
変な虫が付かないように非常に気をつかいます。
その点港区育ちであれば、まあ誰かとくっついても名のある一族やそれなりの人物の家系であることは多いです。
大多数の庶民はまず教育に力を入れないし、遺伝子的にも多くは勉強型ではありません。
最も、ひとつの家庭を守れて、家族が愛情に溢れて、そこそこの経済状況であれば、そこから先は金銭と幸福感はさほど変わらないような気がします。
エリートは小さい頃から滅茶苦茶勉強して、大企業に入ってからも競争してるので大変な面もあります。
ただ、お金持ちは意外と不幸みたいな論説もありますが、
教育水準が高いのと低いのどっちがいいか?
お金に余裕があるのとないのどっちがいいか?
社会人になっても直接、間接に経済的支援を親から受けれるのと受けれないのどっちがいいか?
老後に大きな相続財産があるのとないのどっちがいいか?
通勤時間が長いのと短いのどっちがいいか?
ブラック中小とホワイト大企業どっちがいいか?
若いうちにさまざまな経験させてもらえるのと、させてもらえないのどっちがいいか?
美味しいお店や旅行に気軽に行けるのと滅多にいけないのはどっちがいいか?
などを考えればどちらが幸せかは明白です。
ただ、貧困、富裕に限らず一定数の変な毒親がいるのは確かだし、大きな財産を前に、子供が勤労意欲を失うケースや浪費するケース、悪い人につけこまれる事があるこも確かです。
お金持ちの子供は擦れてないのでお人好しも多い。
特権意識が強くなると、子供が警察に捕まったのにお巡りなんて簡単にクビに出来るんだぞと叫んだり、部屋に女の子連れ込んで酔わせて頭からカップラーメンかけたりします。
週末にお昼を299円の納豆巻きセットだけで済ませながら、日本の概観図はこんなだよなって考えてました。