ども、ばじるです。
富裕層の方とたまにお話しすることがあるんですが、
お金持ちの人ほど脱税してるなって感じます。
合法、スレスレ、違法、色々あるんですが、
もちろん露骨に売上をごまかしたり、死ぬ間際に現金引き出してタンスに隠したりしたらすぐにばれますが、
そこは狸の騙しあいの如く、どうしたらバレずにできるかギリギリの線を攻めたり、少額を複数回にわたって長期で隠したりとか。
自分は成功者で頭が良いと自信があるし、苦労して稼いでるのに税金で半分持ってかれて、さらに相続税で半分くらい持ってかれることが馬鹿馬鹿しくなるんでしょう。
顧問税理士もついたりするので自ずと税に詳しくなり、脱税指南も沢山してもらえます。
そして得意気に節税対策を語るようになる。
ただ、庶民出身者の集まりである税務署も頑張ってるので、その都度抜け穴を塞いだり、入念な調査はしている。
マイナンバー(国民付番完全管理制度)によって資産情報は国に筒抜けになったし。
問題は税務署もリソースに限りがあるから、露骨に怪しいところや、すぐに判明してるところ、大きな氷山に調査が集中していて、
細かなところや、常識的にどう見てもずるいけど法的にスレスレなところは攻められない。
お金持ちになるほど税率が下がるっていうけど、本当だなあと感じます。
でも最大のヤマは相続税なので、そこで超富裕層はガバッと持っていかれる。
100億相続すれば50億近く持っていかれるだろうし、1億くらいはごまかせても、30億で申告しようものないら税務署部隊が要塞の家に攻め込んでくる。
相続税に関しては、準富裕層や資産1億くらいのデビュー富裕層の方が節税はしやすいですね。
少なくとも、子供二人と奥さんいたら非課税枠で110万円以内ずつ3人にプレゼントすればいいわけですし。
富裕層は得意気に節税対策をたくさん話してくれるんですが、
話し聞いててこれは抜けれそうだなあとか、これは後でバレるだろうなとか思います。
例えば複数の子供に、生まれた0歳の時から、子供名義の通帳作って、毎年110万ずつ振り込んで持ってるというのですが、
ネットで見る限り、これは露骨にアウトです。子供が自分の意思で開設して自由に使える口座でないといけないので、
子供が生まれた時から完全に親が管理してる口座に振り込んで、ずっと引き出し履歴もないのは相続税の対象になってしまいます。
亡くなられた時に、申告しないと多分すぐ税務署にバレて追加の相続税と加算税かかるんだろうなって思ってます。
怖さも知ってる分、ばじるはきちんと申告してます。
節税はセーフだけど、脱税はアウトなので注意しましょう。