ども、ばじるです。
朝出勤していたら、働き盛りの30代くらいの男性が何人も、ベビーカーを引いてたり、子供を抱えてたり、自転車の後部座席に載せたりしていました。
今では当たり前なのかもしれないけど、ふとその数の多さにビックリしました。
そしてなんか哀愁を感じました。
働き盛りのこういう男性が多いのは所得が減って女性も働かないとやっていけないからだし、
所得が減って少子化になって、それがまた働き手の減少に繋がってるから、女性も働く必要が出てくるからだ。
多くの働かない人達のために共働きする必要がある。
一方でインフレや社会保険料の値上がり、消費税の値上がり、税金の値上がり、賃金の抑制、目減りし続ける年金への拠出が起きている。
朝もニュースで社会保険組合の赤字が増えてて、もっと値上げしないとやっていけないと報道していた。
共働きが当たり前。女性も社会進出。何歳までも働ける社会。
それが常識なんだと刷り込まされる。
一方で必死になって働いたお金は税金と配当、役員報酬、ストックオプションというシステムを通じて利権者たちにジャブジャブと分配される。
利権者が富むだけの社会なのに、
何のために必死に生きて子供を育てるのか、
子供を後部座席にのせて朝から立ちこぎしてる若いお父さんから、悲哀が沢山感じられた。
原因は何かといえば、政策の失敗というよりも、資本家に資本が集中し続ける永久機関"シホンシュギ"の仕組みが間違ってるのだ。
不労所得が得られ、財産の世襲で莫大な遺産や恩恵を受け、資産額が一定を超えると税率が減る仕組み、富裕層ほど高い教育を受けれる。
これがまかり通ると、庶民には太刀打ちできない。
僕たちに出来るのはホープ(希望)を信じることと、サバイブ(下克上)することです。
日本はまだそれが許されている。
まあ、そこまで深刻に考えなくても衣食住揃ってればそれほど不幸ではないですけどね。