ども、ばじるです。
要塞街というドキュメンタリーのYouTubeを見ました。
アメリカを取材した少し古いドキュメンタリーなんですが、
アメリカの富裕層は外部から遮断された壁や柵で覆われた要塞街の中で暮らしているという話です。
柵の中では若くしてビジネスで成功した人達が暮らしてるそうです。
夫婦で数千万ずつ稼ぐカップル、個人向け倉庫の会社を売却して大成功した人など。
ゲートの中の住民同士はさまざまなイベントで交流している。
ここではコト病という病気が流行ってるそうです。それは自分達より豪華な人達を見ると追いつかなくてはと焦ったり、劣等感を覚えることだそうです。
一方で役員を首になったのに無理して住んでる人もいます。米国のCEOの寿命は3年以内だそうです。
また、壁の外と中で区切ることでお互いの意識の相違や壁が出来ているそうです。
青山に児童相談所を作ろうとしたら住民が猛反対するという事件がありましたが、
柵の中に小学校を作るかどうかで大もめして、結局作れなかったそうです。
しかも塀の中は幸せかと言えばそうではなく、
倉庫会社を売却した一番お金持ちのギャリーさんは、引退してから妻とのすれ違いが起きて離婚話が出る。
共働きでお互いに数千万稼ぐカップルも、仕事が忙しいし、実力主義で疲労が溜まっていく。
企業では短期で高い成績を出さなければダメなんです。
今日も強いプレッシャーがかかっていく。
ハードルを超えたらもっと高いハードルを超える。それがわたしたちです。
そして、景気低迷の中、住めずに去っていく人達、収入が上がって新たに入ってくる人達。
見ていて色々な学びになりました。