ども、ばじるです。
トマスJスタンリーのとなりの億万長者は僕の投資人生のバイブルの一つですが、
最近それに続編が出てることを知り、早速読むことにしました。
このシリーズは米国で億万長者を統計的に調べてみたところ、実は贅沢をしていて見た目お金持ちに見える人はお金がなくて、
質素で倹約していて、車もトヨタやフォードなどの大衆車、家も狭くて古い家に住んでいる人が億万長者だという話だ。
彼らの平均年収は2,500~3,000万で平均資産は3億、会計士や弁護士、エンジニア、管理職、小さな会社の経営者などだ。
以前記事にも書きましたが、最近でいうと梅宮アンナさんがとてもセレブな生活をしていたが、実は父親の梅宮辰夫さんの財産を使いきってしまってお金に困っているという記事が週刊紙に出ていて驚きました。
以前テレビのセレブ訪問ではモンクレール?かなんかのダウンを色違いでまとめ買いしている。というのをテレビで見て、さすがお金持ちはスケール違うんだなと思ってたんですが。まさかのどんでん返しです。
また、億万長者の親は資産家と思いがちですが、実は普通の親が大半で、寧ろ自力で資産を築いている人が大半だそうです。
そんなはずあるかい。とよくよく周りを見渡してみると、
確かに大金持ちの子供というのは贅沢が好きだったり、お人好しだったり、メンヘラだったり、資産管理するタイプではないし、自力で稼いで蓄える力が不足しているということが結構ある。
父親が歴史的創業者だと息子がちょっと、、、ということも多い。
裸一貫で苦労して何かを築き上げた人と、生まれた時から資産家の息子で何にも苦労したことがなく、周りよりも裕福なことを日々実感してる場合とで、人格形成に大きな違いがでるのは想像にかたくない。
しかも親が忙しくて愛情を受けられなかったり、愛人との間に別の子供がいたり、スパルタ教育受けてたりもする。
薬をやったり、詐欺ビジネスに巻き込まれたりすることも多い。
逆に大企業サラリーマンや、医者、弁護士、大学教授などのどちらかというと勤勉さを重んじつつも、愛情豊かな家風の普通の家の方が子供も道をはずさずに安定ルートを進む。
実際に超富裕層の家庭をいくつかみてきたけどあんまり順風満帆という感じではない。何かしら普通とは違うトラブルというか特殊な事情を抱えた家庭環境にあることも多い。
むしろ貧しかったり、悔しい思いをしたり、なにか奮起する部分がある人の方が億万長者になって成功できる部分がある。
苦労は買ってでもしろ、というのは一定の真実を含んでるし、
裏を返せば苦労したことのない人生を歩むと大人になった時に、、
というのを最近の浅草の資産家の事件の例を見ても感じざるを得ません。
資産家の息子が資産家であることは間違いないですが、
子供を複数持って遺産が分割されたり、贅沢をしたり、稼ぐ力がなかったりすると、孫やひ孫の頃には結構減りそうですね。